今を創る、未来を変えるトライブ ~Engage the present,Shape the future.~
3月9日、三崎高校主催の『今を創る、未来を変えるトライブ』に参加しました。 オンラインでの面識はあるものの、対面で会うのは初めてのメンバー。そして、わずか30分という限られた準備時間でプレゼンテーションに臨むという過酷なスケジュール。参加した生徒たちは、大きな不安を抱えながら当日を迎えました。
しかし、オープニングのアイスブレイクなどを通じて少しずつ心の距離が縮まり、午前中のフィールドワークを終える頃には、すっかり打ち解け合うことができていました。 今回は4校から計16名が参加。混成チームによる4つのグループに分かれ、伊方町内にある4つの集落へと『タカラモノ』を探すフィールドワークに繰り出しました。
雄大な自然に心を動かされる者、地域の方々の言葉から深い郷土愛を受け取る者、そして人と自然が紡いできた歴史に感銘を受ける者。生徒たちは今までの自分にはなかった多様な視点で、地域に眠るかけがえのない『タカラモノ』探しに没頭していました。
午後の活動を締めくくって戻ってきた生徒たちの顔は、誰もが自分たちだけの答えを見つけ出したという達成感に満ちていました。その表情に宿っていたのは、発見の喜びだけではありません。地域と深く関わったことで得られた確かな手応え、そして明日への活力に満ち溢れた、力強い眼差しでした。
しかし、ここからが本当の正念場でした。わずか30分という極めて短い時間で内容をまとめ上げ、プレゼンに臨むという難題。生徒たちは移動中も構成を練っていたようですが、いざ形にする作業は想像以上に険しく、熾烈なものでした。
迎えた発表本番。限られた時間の中で、感じたことのすべてを言葉にし尽くせたかは分かりません。それでも、参加した生徒たちが地域で受け取った熱い想いは、真っ直ぐに聴衆の心へと届いていました。
今回参加した4名にとって、この一日は言葉では言い表せないほどの学びとなりました。流れる季節の真ん中で、ふと日の長さを感じるような、穏やかでいて有意義な時間。凛と澄み渡る青い空の下、喜びや感動を分かち合えたことで、幸せを実感し、少しだけ強くなれた一日でした。この経験を、これからの学校生活やそれぞれの人生の糧にしてほしいと願っています。